今更Melody in the pocketを振り返る③

メロポケ振り返りラストです。

 

 

最高にかましてくれたQoPがはけた後、ステージに立ったのは春日部ハル(篠田みなみさん)。そして、歌う曲は

 

19.またあした

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いや正直言うと、さすがに今回は聴けるんじゃね?って期待してた部分はありました。今でも一度も披露されていないし、Chain the blossomでやらなかったらここだろ、と。ただ、ライブ中はこの曲の存在が頭から消えてましたね。ここまで純粋に音楽ライブとして跳ねたり叫んだりするのが楽しすぎて油断してるところに、茂木監督の感情爆弾が点火されてしまった感覚。あー終わりだ。同時に、この楽しい時間もあと少しか・・・って悟ってしまったのもありました。

 

ここでちょっとナナシスの作品解説なんですけど、武道館ライブまでにリリースされた曲で「ソロ曲」って、春日部ハルが歌う「またあした」しかないんです。

※ゲーム内エピではアイドルのソロステージがあったり、またアイドルによってはソロ曲を持っていると推測出来る発言はあるのでぼくらの世界で音源化してないだけで存在してるかもしれません

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↑(聴いたことないぞ・・・)

 

でも「またあした」という楽曲は、"僕の中の"一般的なアイドルのソロ曲でイメージされる「アイドル○○が歌う、○○のための曲」という位置付けではないと思ってて。ナナシスを代表して、春日部ハルがナナシス(茂木監督)の伝えたいことを歌ってる感覚なんです。なんで春日部ハルなん?って、それは春日部ハルが紛れもなく主人公だからです。春日部ハルにしか歌えない曲ではありませんが、春日部ハルが歌わないといけない曲、って感じです。わかってくれる人がいたら嬉しいです。

というか、またあしたを完全に理解してるオタクいたら教えてほしいぐらいには僕もまだよく分かってなくて。この曲って「尊い」とか「エモい」みたいなひとつ覚えの表現で片付けられる曲じゃないと思ってます。アイドル云々の話じゃなくて、「人間」のことをアイドルが歌いあげる。なんかこう、諦観の中に一筋の光があるような感覚で、僕は機動戦士ガンダム逆襲のシャアとか新世紀エヴァンゲリオンとか機動戦士ガンダムOOとか思い出すんですよね。

(以下歌詞引用)

今日なにを食べたのだとか
嬉しいとか辛いとか
知りたいことたくさんあっても
何故だか聞けない

だから手と手
つないだ指先に残った願い
溶け合えない僕らが持つ
最初の習性

誰一人として同じ人間なんて存在しなくて、皆がお互いのことを完全に分かり合うなんて出来るわけありません。だって自分は自分で、他人は他人だから。理解できなくても共感はできるかもしれませんが、体験とは違うと思うし、同じ体験をしてもキャパや感性が違うから完全に同じ体験とは言えません。例えば、今見ている青空を書けって言われて10人が全く同じ青空を書くとは思えません。友達と一緒に映画を見ても感想が違うかもしれません。立場が違えば、見えてる世界も違う。現実問題、それで戦争がおきたり、スモールな話で言えば家族や友達と喧嘩したり、好きな人、嫌いな人って区別が出てくるわけで。面倒くさい生き物だと思います。

それでも、人は人を信じてその手を求める。人は一人だけど、一人で生きてるわけじゃない。生きるって単純なことじゃないけど、それでも、「じゃあねまたあした」と言えば明日はやってくる。そんな前向きな曲だと僕は思ってます。自分語り終わり。

 

そしてこんな曲を篠田みなみさんが一人で歌っているんですが(←この時点で僕はもう結構ヤバい)、途中、歌が一旦止まります。すると、後ろには円陣を組んだ777☆のメンバーがいて、一人分、隙間が空いてました。そしてそこに加わるハル。

『今までこの歌は自分一人で歌っていたけど、今は違う。仲間がいる。みんながいる。一緒に歌ってくれますか?』(ここらへんの台詞はうろ覚えですごめんなさい)と語りかけて、オーディエンスを巻き込んだ合唱が始まりました。ここからアホみたいに泣いてました。「またあした」という歌が具現化して目の前に広がってたんですよね。ペンライトの光と、みんなの声と、そしてアイドルと。周りのオタクなんて自分からしたら連番者とかいない限り、99.9%他人なわけじゃないですか?この日たまたま同じライブに来ただけで、名前も年齢も知らない、話したこともない人間ばっかの空間で、みんなが同じ歌(またあしたってのが重要)を歌いあげるっていうのが、僕はすごく素敵なことに感じました。だから泣きはしたんですけど、すこぶる晴れやかな気持ちでいっぱいでした。ありがとう茂木監督。

 

またあしたを歌い終えて、12人が一人ずつMCをしていきます(キャラで)。よく覚えてないんですが、「いやホンマそれ。それやわ〜」ってウンウンうなづいてた気がする。からの〜

『ここから始まるわたしたちとあなたの新しい、

スタートライン!』

20.スタートライン

「新しいスタート」って無性にワクワクしますよね。誰やねん始めに言い出したやつセンスがバグってる。この曲は武道館時点では777☆の楽曲中、最新のものになります。ここまで歩いてきた777☆の新しいスタートライン。けどこの線は今までの自分達がいたからこそ描ける線なんですよ。自分肯定ソングが、僕は好きです。

(以下歌詞引用)

ありがとうもごめんねも
忘れちゃいないよ 大切にしまったままさ
現在も飛べないままなのは
そのポケットが いっぱいだから

いま涙がこぼれたら
胸の花にそれを撒くんだ
ほら 誰かが描いた線
僕ももう行かなくちゃ

俺のポケットがパンパンや

もうずっと歌詞に殺されてる。僕がナナシス好きな理由の一つで、楽曲の歌詞が異常なまでに刺さるんですよ。泥臭さというか、人間臭さというか、真っ直ぐであろうとするアイドルの姿を的確に表現してるから大好きです。曲調もあいまって、もうこれでライブ終わっても満足だ〜〜〜〜〜。

 

21.FUNBARE☆RUNNER‼︎

I☆KU☆ZOOOO!!!!!!!!!

まだ強い曲がある。なんだこのライブ。

スタートラインから繋ぐならこの曲ですわと納得しちゃった。新しいスタートを切ったアイドルと一緒に走るしかないよな。

(以下歌詞引用)

そうだ RUNNER!走れ!
何よりも弱い自分に負けないように
だって「このままあきらめたい」
そう思わない自分のこと信じてたい

いつか誰かの光になるんだ
想いのたけ手渡すように
君とつなぐバトン
終わらない夏の始まりを見てる
見上げれば青と入道雲

お前が信じるお前を信じろ。この終盤に来て終わらない夏が始まっちゃって、もう大変楽しゅうございました。そしていよいよラストの曲がきます。

 

22.STAY☆GOLD

このブログも終わりが近いですが、Melody in the pocketにおいて一番評価すべき点を挙げたいと思います。それは・・・

Star☆Glitterを歌わなかったこと!!!

これに尽きます。僕の妄想ですが、Melody in the pocketは間違いなく、777☆がここまで歩いてきたことを証明するライブです。だから、スタグリは必要なかった。いや、スタグリの力を借りてはいけなかった。僕個人はスタグリめっちゃくちゃ好きです。上位5つには入る。皆も大好きだと思います。ナナシスを体現する曲だとも思います。でも、スタグリはセブンスシスターズなんです。七咲ニコルなんです。今までの周年ライブでは外すことなく歌われてきましたが、今回はセブンスはいません。だから僕は武道館では歌って欲しくなかったし、実際歌われることなく、自分達の曲で締めくくったことが本当に偉くて、そのことに気付いた時にはもう嬉しいわ泣けるわでめちゃくちゃでした。

しかも、""STAY☆GOLD""なんですよ。この曲って、Star☆Glitterと対をなす曲で。ナナシスのテーマでもある『輝ける一瞬』を歌うスタグリ、一方『永遠の輝き』歌うステゴ。どっちもS☆G。本当にこういうとこやぞ茂木。本当にやる。

一見、同じ作品内で矛盾してるようなテーマなんですが、決して、お互いの輝きを否定するものにはなっていません。

(以下歌詞引用)

ねぇ奇跡みたいな僕らはみんな
いつかは消えてしまうけど
ひとつひとつの光が
いつまでも(色褪せない)
黄金のメロディ

夢を追いかけたのは
君の笑顔を見てたいから
見上げた僕らの上には
いつの日も(変わらない)
はにかむような虹

アイドルの輝きは奇跡のような一瞬のもので、いつかは消えることもわかってる。でもその輝ける一瞬が、誰かにとっての永遠の輝きになる。STAY☆GOLD、あまりにも最強。

あと、引用した部分はラスサビ部分なんですが、"黄金のメロディ"ってところ、歌い方が本当に刺さるからみんなまたCD音源でもいいから聴いてみてください。歌いきった時、声優さんみんな汗だくなんですが、みんなめっちゃいい表情で、本当にキラキラ輝いてて、アイドルってやっぱいいなーってなりました。

 

こんな感じで振り返り終わりです。Melody in the pocket、本当に最高のライブでした。僕のポケットはいつまでも色褪せない黄金のメロディでいっぱいになりました。ほんまに楽しかった。

 

ここまで読んでくれた人ありがとうございます。解釈違い多々あると思いますが、面倒くさい話大歓迎なので何かあれば書いてくれると嬉しいです。あとここまで読んでくれる人って多分ナナシスやってる人だと思うんですが、もし、「ナナシスよく知らん!でも興味湧いた」って人いたら是非ゲーム始めてください。何か、見えてくるはずです。

今更Melody in the pocketを振り返る②

http://ykks.hatenablog.com/entry/2019/05/27/230806の続きになります。これ読んでもらうなら①読まないとよく分からない思う。

 

 

Ci+LUS、さすがにめっちゃ可愛かったのでニチャ〜ってオタクスマイルしてたら

 

13.SHAKE!!~フリフリしちゃえ~ 

はる☆ジカ(小さな)登場。意識して二人組を固めてるなって思いました。僕は「ハネ☆る‼︎」よりこっちの方が好きです。ちなみにジャケイラスト、色の組み合わせとか構図とか含めほんまに可愛いから貼っておきます。

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14.Girls Talk!!

トゥルルルルルルルル。ここでもっかいNI+CORA。二人ユニットの可愛い感じの曲が続きます。NI+CORAはバチバチのかっこいい曲も出来るけど、Girls Talk!!みたいな可愛くてコールも打てる楽しい曲も出来るから強い。サビ前のどすこーいってなんなんすかね。楽しいからいいか。

 

15.お願い☆My Boy

セトラとこれ、SiSHの聴きたかった曲ドンピシャで持ってこられたので高まっちゃいました。時計の針が進む振り付け楽しい。

 

16.セカイのヒミツ

ハイキタキタキタキタ。またしても俺好みの曲。この切なさはサンボン独特の雰囲気。すぐエモくなっちゃう。

Cメロの

「懐かしい口笛 夕飯の匂い 何もなかった日の日記」ってところ、シンジュ→カジカ→サワラって順番でワンフレーズずつ歌っていくんですけど、音源の時点でサワラ(中村桜さん)の歌がまーーー好きで。生でもやっぱまーーーってなってしまうくらいにはよかった。

 

17.ラバ×ラバ

「ラバ×ラバ」←好き。

イントロで飛んでた記憶しかない。この曲もめっちゃ可愛い。WN4のユニットテーマである「電子の妖精」「近未来ハッカー」感が出てるところも好きなんですよね。(主人公がいるユニットにしては可愛すぎるのがまたいいところだと個人的に思ってます。)

 

ここから、QoPのターンです。

18.Fire and Rose

もうずっとこのイントロでえぇ。

ってくらいに気持ちいい。一気に会場の雰囲気を持っていくパワー系楽曲。Aメロはハイハット裏で鳴ってるので俺的クラップ推奨楽曲です。

炎薔薇終わって、「楽しいからはよ次の曲こいこい!」って思ってたら急に、

「新曲やります」

つって始まったのが

 

19.Clash!!!

え、なになになになになに。当然のように新曲出してくるの楽しすぎましたね。無駄に仰々しくないというか、バンドっぽさを感じました。サビで無限にモッシュしたかった。

 

20.TRIGGER

QoPしっかり3曲やりきりました。ナナシスのいいところはユニットテーマがしっかりしてるところ。似たようなユニットがない。当たり前っちゃ当たり前なんですが、それを補完する楽曲の説得力が素晴らしいです。楽曲制作を依頼する側と依頼を受ける側の意思疎通が齟齬なく行われている結果なのかなと勝手に思ってます。

 

 

さて、②はやや駆け足気味で書いてきましたが、ここからがこのライブの真骨頂であり、クライマックスに突入します。自分語り長めでいきます。

次→http://ykks.hatenablog.com/entry/2019/07/11/043806

 

今更Melody in the pocketを振り返る①

皆さん、Tokyo 7th シスターズという作品をご存知でしょうか?

「知ってる!SEVENTH HAVEN!高まるw」

「曲は強いよね」

「ゲームはやってないけどライブは良いから毎回行ってる」

 

いや、それ!!!!

間違ってないんですよ本当に。Tokyo 7th シスターズ、通称ナナシススマートフォン向けのアプリケーション。ジャンルはアイドル育成リズムゲームです。よく言われるように曲は強くてライブの満足度も非常に高いです。

 

ただ、それだけじゃない。本当に話がよく作られてて、魅力的なアイドルで溢れています。だからこそ曲が映えます。

ナナシスという作品の持つパワーというか、ナナシスしか持ち得ない輝き、みたいなフワッとしてるけど熱くなるものが確かにあるからライブで高まることが出来ます。持論ですが、2.5次元ライブの強みって、曲や演奏の完成度以外に、キャラが生きててそれぞれの物語があって、それが演出と楽曲にハマった時に他にないカタルシスを得られることだと信じてます。ナナシスには、それがあります。

 

ということで今回は去年7月に武道館で開催されたメモリアルライブ、「Melody in the pocket」(以降メロポケと略す)の振り返りです。ライブから約10ヶ月が過ぎ、もはや筆が遅いという次元ではないのですが、今思い返しても最高のライブでした。感想もそれなりに長くなるし途中脱線するかもしれません。それにナナシス知らない人には退屈な部分もあると思います。でも僕なりにこの作品を追ってきてメロポケで感じたことを振り返りつつ、みんなに推していきたいと思います(なんとライブ円盤はもう発売されてます!僕はこれ書いてから観ます)

 

まずライブのタイトル、メインビジュアルの発表から振り返り。

ライブタイトル「Melody in the pocket」て。意味深なタイトルで意味がないわけがない。まず浮かんだのはスタートラインの歌詞で、この時点で「あっこれストーリーがあるタイプのライブだ」と確信しました。3rdライブ「CHAIN THE BLOSSOM」と同じタイプのライブじゃんって。このライブであの楽曲やシナリオが補完されて、ナナシスのストーリーが進むんだ!って。2.5次元ライブの理想的な姿だなと個人的には思います。

「ポケット」って人の大事な部分っていうか、思い出というか、いろんなエモいものを想起させるワードだと思ってるので今回やばそうやなってのは覚悟してたし期待も膨らんでました。

そんで5月くらいにメインビジュアルが発表されました。

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ズルやろ。

今回のライブは7月。そしてナナシスといえば夏。青空を背景に円陣を組む777☆SISTERS。これしかないと言っても過言のないキービジュアルだと思いました。

また、このライブはナナシスという作品全体の物語を進めるライブというよりはナナシスのメインアイドルユニット、777☆SISTERSの物語なんだなと思いました。たしかにナナシス≒777☆みたいなところファン目線でも否めないんですが、777☆がやっぱり看板だという茂木監督の気概を感じました。「なんで777☆なんだよ!」って怒るオタクはまあいないと思います。仮にCi+LUSが円陣に混じってたらそれはおかしくないですか()

 

ー青空(ここ)まで、歩いてきた

このフレーズは777☆しかありえない。777☆はセブンスシスターズと違って、星じゃないんです。勿論777☆もキラキラ輝いてる存在ではあるけれど、星じゃないんです。誰か分かって欲しい。つらいことも沢山あって挫けかけたこともあったけど、それでも一歩一歩少しづつ前に歩いて、青空まできた。自分たちの気持ちにまっすぐそって歩いてきた。僕個人はナナシスを「自分が何をしたい、何になりたい」を探して追い続ける物語だと思ってます。そして青空っていう一つの境界まで辿り着いた。まっすぐで、純粋な場所。ここまできた。勿論、青空はまだゴールじゃなくてまだまだ先へ進んでいけるけど、それでも青空まできたってのはめちゃくちゃ感慨深い。777☆にとって。

 

「えっもう青空まできたの!?」とはなりませんでした笑 要はいきなり強くなったわけじゃなくて、ここまで色んなことがあったのは知ってるからですね。タイミング的にバッチリだった気がします。777☆にしろ、ナナシスというゲームにとっても。ナナシスのゲーム面は僕自身プレイしてて、ユーザー増やすためにもどうにかならんのかって思うことがよくありましたし、他のリズムゲーと比べられるし、周りの人にも曲はつよいんだけどね、って言われて焦りや不安もありました。このゲーム終了するんじゃね?って。それでも2回大きなアップデートを経て随分遊びやすくなって、ゲーム造りに関してはまだ手探り感が否めないけど、試行錯誤を繰り返してなんとか4年目まできました。小耳にした話では、ソシャゲの寿命って5年と言われてるらしくて、商業作品としても、ようやくここまできたってのはあったような気がします。

 

少し脱線して自分語りになるんですが、777☆は初期はそこまでパッとしませんでした。僕がナナシス始めた理由もStar☆Glitter、ひいてはセブンスシスターズが刺さったから。セブンスに限らず、割と初期からいた4UとかKARAKURIも色がハッキリしてるし「777☆、メイン張るほど強いか?」って時期がありました。個人的に777☆、というよりは天堂寺ムスビが好き、みたいな感じです。今は大好きな曲になった「僕らは青空になる」も、リリースされた当初は「なんやこの作品めっちゃ夏推してくるなぁ」くらいの感想しかありませんでした。でも、ゲーム内エピや楽曲が増えていく中で、それまで自分の中でぼやけていた、""777☆のメンバーが「何をしたいか」""が少しずつ分かるようになって、それに伴って僕の中で777☆とその楽曲が本当の意味で強くなっていきました。個人的に、「作品の看板を背負う立場なのにあんま強くないキャラ」があんまり好きじゃないんですよ。だから自分の中で777☆が段々強くなっていくのが実感できて嬉しかったなぁ。見てきてよかったなって。777☆はここまで楽しいことばかりじゃなくつらいこともあったけど、それでも「誰かの背中を押す」っていう姿がどんなアイドルにも負けないくらいキラキラしてて、その姿に僕も背中を押されました。そんなアイドル達が青空で円陣組んでるのはズルでしょ。

あとこのフレーズって、EP3.0いつか青空を超えて中でコニーがそれっぽいこと言ってるんですよ。印象に残ってて好きな台詞なのですぐにピンときました。

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いやこれやん!つってオタクと盛り上がってたら…

ライブ始まる前にコニーのMCがあって、まんまこの台詞言われてもう無理でしたね。そうやんなそうやんな、このライブってそういうことやんな!って確信出来ました。これもすごく嬉しかったのを覚えています。こっちが求めてるものと造り手が提供するものが合致する瞬間は最高です。希望しかないライブ。そろそろ順を追って振り返っていきます。

その前にもう一つズルを紹介。ライブ当日僕は2階席の5列目くらいで、ステージを少し上から眺めることが出来たんですが、その時点であっやばいオタクの好きなやつキタキタキタ!って。何があったか説明すると、アイドルが立つであろうステージの中心にに青空が描かれていてたんです。つまりここに777☆出てきてメインビジュアル再現するやつやろオイオイオイオイって。そんなわけでライブが始まります。

 

 

まずはじめに、予想通りステージがせり上がって777☆の12人が現れて、円陣を組んだところにスポットライトが当たる演出。メインビジュアルの再現ですね。好き。そこから掛け声と共に始まるのが

 

  1. 僕らは青空になる

これしかない。これしかないんですよ、普通に考えれば。青空になるんだよ。でも来て欲しい曲が当たり前にど頭から来てくれるのは気持ち良すぎました。どこぞの○UNGOなら開幕は絶対スタートラインかSnow in "I love you"やってた。これは""ガチ""。

イントロの「テーーーーーーーーー(高音)」でまず馬鹿高まります。夏だあああああああああああ!

僕青は時が経つほど強くなっていく成長性Aの曲(ゴールド・エクスペリエンス)

(以下歌詞引用)

叶わないだけの夢もあると 君はちょっと悲しく笑うけど

あの日から履いて傷んだシューズは そんなことじゃ君を裏切らないから

アイドルソングにおける「あの日」ってフレーズは時間経過でどんどん強くなっていきます。だからこそリリース当時はそこまで強く感じませんでした。あの日からってまだそんな何も起きてなくない?って感じで。今となってはいろんなものが積み重なってるから、Aメロから泣きました。でも嬉しい感情の方が多くて多分泣きながら笑ってたと思います。観てる人それぞれに「あの日」があるはずだから刺さり方も人それぞれで、初期と比べてすごい曲に進化したと思います。

高すぎてあきらめた青空に 今日は届きそうな気がするんだ

イェッタイガー!!

↑いつでも聞こえる。まあまあ気持ちいいから許す。

それはそうと歌詞の一つ一つが刺さりすぎますね。

運命だよ  ココニイルコトは
流した涙  それが証になった
その勇気は奇跡じゃない
動き出した夏が  今キミを待っている

僕青は頑張ってる人への全肯定エールソングなんです。努力も流した涙も自分の大切なものであり、自分だけは自分を否定しちゃいけない。だから前に進もうとパワーをくれる曲です。勿論777☆にとっても。

「動き出した夏が  今キミを待っている」めっちゃ気持ちよかった。最高の夏、始まりました。

 
  2. KILL☆ER☆TUNE☆R

振りコピが、くっそ楽しいいいいいい。簡単なんでみんな踊りましょう。

あといつもと曲の構成が違って「どうやって どうやって この気持ち伝えよう」で一旦歌うのやめて円陣組んで作戦会議→ありがとう!って言われた覚えがある。ここはうろ覚えです、すいません。

 

  3. Cocoro Magical

右手からドキドキ!恋が高鳴る!

イントロの単音からこの間およそ0.5秒。俺じゃなきゃ聞き逃しちゃうね。右手あげました。

恋する女の子のポップチューン。かわいくて楽しい曲です。振りコピが楽しい。

 

ココマジが終わって、確かここで777☆の各アイドルのMCが入って転換だったと思います。最高のOPパートでもう汗だくでした。楽しすぎる。

 

こっからはLe☆S☆Caのパート。

  4. YELLOW

飛ぶYo!!!で飛ばんやつ、正気ですか?まず思ったのは衣装がめっちゃ可愛い。萌えるもの。

 

  5. タンポポ

気づかせてくれたのは?????? 

俺かもしれねえ・・・

 

  6.ひまわりのストーリー

このライブのために用意されたような夏曲。夏に聴けて本当に良かったです。歌詞もLe☆S☆Caの成長を感じることが出来るものになっていて◎。

 

トワイライトとかBehind Moonの静かめな曲は抜いた構成でした。確かに夏らしさで言えばこの3曲かなって思います。武道館から色々あった2019年現在、夏にこのユニットを見れて本当によかった。

Le☆S☆Caでした!

 

  7. 星屑☆シーカー

行くよ!

ゔああああああああああああああ!!!からのジャンプ連打です。WN4は本当に可愛いです。電子の妖精可愛い可愛い。衣装も各アイドルのパーソナルカラーで分けてあってとても可愛かったです。

 

  8. プレシャス・セトラ

テテッドドゥーン。イントロドンでトランザム

僕にとってのSiSH最強楽曲です。音も声もめちゃくちゃ気持ちいい。両手を挙げてって言っとるんやから両手を挙げなさーい。演者がクラップとかジャンプ煽ってくるし馬鹿楽しいです。2サビ前のスイの「制限はないね」が狂うほど好きです。

 

  9. 14歳のサマーソーダ

懐かしく淡くて儚い夏を連想させる曲。サンボンだからこそ出せる雰囲気です。これもね、めちゃくちゃ好きなんですよ。ナナシスにとって夏という季節は正義。

待ってロンリー・フォーティーン・ソーダアアアアアアアイ!

 

  10. CHECK' MATE

NI+CORA、強くなったなぁ。ムキムキかよ。めちゃくちゃカッコいいシスターズが見れました。僕は天堂寺ムスビが好きなんですけど、贔屓目抜きにしてもすごかったです。振り付けも要所要所しっかりキメてて格好良かった。Cメロからの落ちサビが気持ちいい。

ムスビとスース、2人が出会えて本当によかったと思える曲です。

 

  11. シトラスは片想い

ここで最近ユニットデビューしたばかりのCi+LUSが登場。流れ的にここかなってところでバッチリきました。なんかNI+CORAとCi+LUSって先輩後輩みたいなだなって。デュオユニットだし。でもだからこそ先発のNI+CORAと比べられるって不安はあったろうし、差別化できるのかなって僕も初めはお手並み拝見(腕組み斜構キモータ)って感じでした。

オタク「Ci+LUSは今一番熱い"声優ユニット"!」

↑アホ○ね

Ci+LUSにはNI+CORAとは全然違うユニットの強さがあることが確かにわかります。エピがね、メチャクチャいいんですよ。自分たちだけの輝きを見つけるまでの過程が大事。

 

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天堂寺ムスビ、人!

(細かいこと言わんからオタクは「ワン・ステップ・フォワード」、「遠回りして、見つけたもの、大切なこと」、「トゥルー・ネーム・オブ・マイシスター」を読め!今すぐ!今なら全エピソード解放中やぞ!!!)

2人の絆の強さでバチバチくるNI+CORAにうってかわって、片想いの甘酸っぱさを可愛さに乗っけてぶつけてくるシスターズです。いや、可愛いんですよ本当。

 

  12. アイコトバ

可愛い。パパイヤ鈴木。

 

 

とりあえずここで一区切りにします

次→http://ykks.hatenablog.com/entry/2019/07/11/043751

シンデレラガールズ6thライブの感想

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11月10日、西武ドームから始まったシンデレラガールズ6thライブツアーが先日、ナゴヤドームにて千秋楽を迎えたので大雑把な感想を書きたいと思います

※注意:アイマス大好きな人は読まない方がいいです

それでは西武の感想から!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普通!!!!!!!

いい意味でも悪い意味でもなく、当たり前のことやっただけのライブ。良い塩梅。そもそもの話、ドームライブだ!って過度な期待を抱いた僕の負け。アイドルマスターという作品における「ドーム」を神聖視しすぎた。まあシンデレラガールズしか詳しくないけど。ただの周年ライブって認識で挑むべきだった。10thが特別なんです。猛省。

公演の内容としては、予想通り四季を巡る遊園地を模したライブで、西武の初日は春、2日目は夏がテーマのセトリ。だからといってそんなにガッツリ季節感あったか?って聞かれると、夏だけな気がする。シーズンCDの曲を2曲ピックアップして、ユニット曲はオリメンがいるならオリメンでその曲歌って、未発表のソロ曲を持ってる娘がいるならそれ歌って、回数少ない子も歌って、それなりに意味ありげなメンツでなんかユニット曲とかソロ曲歌って、サプライズゲストは、無し。

書いてて恥ずかしいくらいに全部当たり前のことだけど、ここ数年が酷すぎて相対的に出来が良く思えた。オリメン0でユニット曲初披露とか、サプライズ連発とか。今回はシンデレラだけ行ってるオタクとか担当が出てるオタクならそんなに不満はないんじゃない?知りませんけど。それでもまあ、ようやく来た!って楽曲もあって、それで高まってるオタクに対しては「よかったね!」って心から言えるけど、運営に対して賞賛の言葉をかける気にはなれない。「やっと」とか「ようやく」って言葉しか出てこない。何年やってんの?って。もっと出来んだろ。

そもそもシンデレラガールズのライブって、要所要所(人で違うと思いますので勝手に想像してください)で出来たはずのセトリや演出をやってこなかったから、そのツケが大変なことになってる。それが一部清算出来たのはよかった。だとしても「アイドルマスターシンデレラガールズが持つ力ってこの程度?」って思った。流れを重視してエモの塊になるでもなく、曲の強さゴリ押しで馬鹿高まるようなセトリでもなかった。1番好きな担当がステージに立っていなくてもコンテンツの持つ力を感じようとしたけど、イマイチでした。多分僕のやり込みも足りない。""ユニット'"に対する見方が多分他の人と大分違うと思う。ずっと変われていない。そら今の流れを純粋に楽しめんわ。すまん。ただ自分の落ち度を認めた上でも、悔しかった。自分の大好きな作品のライブは、一歩引いたところから見ても、もっと強いと思ってた。西武の少し前に、シンデレラガールズよりも触れてきた時間は短い作品なのにすごく満足したライブがあったから余計に。時間≠気持ちの強さなのは理解してるから、そうであっておかしくないのに、なんでだろ。でも極端な話、「この内容なら5万は出す!」って言えるのが最高なライブだと思ってるので。西武はそうじゃなかった。僕は西武に定価しか出せません。夏恋をやれ。あといい加減生バンドやっても良くない?

 

ボロクソ書いたけどライブの全体的な作り自体はマシになったのかな。格ゲーで例えるならば、初心者がやっと昇龍が出て喜んでる感じ。

総評として点数つけるとしたら65点。

 

 

次、名古屋1日目。

秋。秋風やったからそれで良い(我ながらハードルが低い)。でも終盤の中野有香ソロパートカットは泣いた。皆で歌っちゃった。下地紫野さんに歌って欲しかった。セトリは恋色エナジーとかcmcがあって個人的にはまあまあ良かった。いつも通り訳分かんない繋ぎになる部分はあったけどいつもよりは少ないし、始まりから終わりへと向かっていく流れは感じることができた。なんかアイマスライブっぽいぞ!みたいな。まあただ単に自分が好きな曲が多かったから楽しかった。やることもやった。でも空想探査計画はやれ。

〆は大人気楽曲Trinity Field🍊🍊🍊いやー、みんな好きすぎだろ。なんで?

総括:今は亡き石原、外部コーチ説

 

 

名古屋2日目

JUNGO、やれば出来るじゃない!

個人的に、JUNGOが考える演出がまあ自分に合わなくて、どれだけ考えても本当に理解できない時もあって、基本信用していない。今後もこのスタンスは大きく変わらないかと思う。でも名古屋2日目の終盤だけは評価したい。

まず全体の印象。楽園はかなり好きだとして全体的なセトリとしては、初日より「???」ってなることが多くて、下手くそ!!ってキレてたんですけど終盤の仕上がりが素晴らしかった。コンボ火力が高すぎる。青3人で終わりと思わせといて信号機は、まあ、分かる。やり込みポイント。実は流れ星キセキ好きなので良かったです。

で、そこで終わらずにalways来ちゃった。「3人で歌うんか?よしやってみろ、看板アイドルの力見せてみろ」ってぶってたけど、モニター見たら曲名しか出てなかったから瞬間で(これやばいやつやろ…俺の負け…)って理解した。石原がJに憑依しちゃった。メインステージに全員が出てきた瞬間はさすがにくるものがあって。場所もスタンドだったからセンターステージからメインステージまでよく見えた。あの瞬間の、全体の先頭かつ中心に3人がいる構図が個人的によかったなぁ。歌詞が刺さりまくって無理だった。alwaysはシンデレラガールズみんなの曲、なんだよなぁ。強かった。名古屋はシンデレラパワーを感じた。

総評85点。千秋楽で得点を大きく伸ばしました、シンデレラガールズ6th選手。2018年優勝候補です。

以上シンデレラガールズ6thライブツアーの感想でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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どうやらナナシス武道館選手が100点を獲得したようです。

大変お世話になりまさした‼︎やるな笑笑

 

銀河図書館の感想

先日リリースされた「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 19 With Love」に収録されている、「銀河図書館」。僕の担当アイドルである鷺沢文香の2曲目となるソロ曲です。今回はその感想になります。未聴の方にはネタバレになる要素が多数ございますので前もって言っておきます。詳しい前情報なしで聴いて欲しい。「なんかヤバイらしい」くらいの認識で聴いて欲しい。

 

結論から書くと、まぎれもない名曲でした。本当に素敵な曲に出会えました。よかったね文香。

 

正直、ソロ2曲目のリリースが発表された時は複雑な気持ちでした。新曲のリリース=担当が活躍する姿を見て嬉しくならないオタクはいないと思いますし、僕もそうでした。ただ、ソロデビュー曲である「Bright Blue」を自身の中で完全に消化出来ていなかったことが引っかかっていました。 まずはそこから触れていきます。

現在、シンデレラガールズにおけるアイドルのソロ1曲目は例外を除き、ほぼ全てが「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER(以下CM)」としてリリースされています。そしてCMの共通項として、そのアイドルの名刺代わりとなるような楽曲であるということが挙げられます。「このアイドルはこんな感じだよ、よろしく!」的な。なので、そのアイドルを知らない人(現実世界のオタク)に対するアプローチが強いんですよ。でもまあアイドルによって差はあるので、キャラソンみたいなのになる場合もある。良くも悪くも。

 

そんな中、鷺沢文香のBright Blueは、アイドルの名刺代わり足りうるのかという話なんですが、これが難しい。

Bright Blueの歌詞で担当以外のオタクにとっても印象的なのを挙げると、

「ファンタジーな世界に逃げてるだけじゃ 本当の私も探せないまま」って歌詞があるんですが、これが個人的に解せなくて。でも色んな人に「文香ってどんなアイドルだと思います?」って聞くと、「本が好きで内気な娘だったけど、Pに引っ張られて一本踏み出した結果、輝き出したアイドル」と答える方が多数です。Bright Blueの詞から導き出すアイドル像としては間違ってないんです。

ですが、鷺沢文香を見続けてきた結果から言うと、文香って現実からの逃げ口に本を選んだわけじゃないんですよ。本の世界からの脱却も望んでいたわけじゃないんです。本が好きだから本を読んでるんです。現に、アイドルになった後も、本は捨てていません。隙あらば読書しています。

確かに、文香はアイドルになることで本の世界に没頭するだけでは得られない様々な経験をして、それを少しずつ、確実に自分の輝きに変えていくことが出来るのが強みの一つです。以上の観点からも「ファンタジーな世界に逃げてるだけじゃ」という歌詞は間違ってないんです。

でも僕が思うに文香にはもう一つの強みがあるんです。

それは本が好きだからこその強みです。本には言の葉で紡がれた物語=人生が広がっています。それこそ、現実世界では経験出来ないようなことまで。それらをアイドルとして表現することが出来る、それが文香のもう一つの強みであると信じています。銀河図書館の歌詞にある「世界を満たした言葉を全部」ってワケですよ。僕の担当アイドルめっちゃ強くないですか?

以上のことから、Bright Blueをもって鷺沢文香はこういうアイドルだよって紹介するのが最適かどうか迷っているんです。(CMの役割=アイドルの名刺代わりであると決めた訳ではないのであしからず)

未だに生で聴けてないからっていうのもあるんですが、今の時点で2曲目来られても頭の整理が出来るかどうか不安だったんです。

 

しかし、そんな不安は銀河図書館がサウンド面でかき消してくれました。リリース発表後、視聴が開始され、とりあえず聴いてみた結果、僕の好みにどストライクでした。文香の声と曲調がめっちゃ合ってます。てかこんな曲も歌えるの?俺の担当まじつええ。卍最強卍って状態で期待が高まってました。

 

そんな中フル版を聴いたのですが、予想もしない爆弾が仕掛けられてて、まあ泣いてしまいました。

初めて聴いた時に、再生時間を見てないので落ちサビやってこれで終わりやねって思ったんです。でもまた間奏が始まって、そうする内に曲は文香による朗読パートへ(4:09くらいから)入っていきます。くそビビった。てかズルくない?

 

そんな問題の朗読パート(台詞パート?)なんですが、ここからは僕の勝手な解釈、妄想です。作曲者の方はそんなこと思ってないかもしれないです。それでも考えてみました。

朗読パートは「銀河図書館」が「銀河図書館」たる理由。かつ、鷺沢文香にしか出来ないことなんです。

つまり何が言いたいかというと、銀河図書館は鷺沢文香というアイドルの存在証明であると僕は感じました。それは何故か?あの朗読パート、もとい銀河図書館が誰に向けてのものかってのを考えてみました。結論、銀河図書館は鷺沢文香が住む世界≒アイドルマスターの世界のファンに向けての曲であると僕は解釈しました。アイドルって自分を見てくれる人=ファンがいるからアイドルでいられるって思うんです。銀河図書館はまぎれもなく鷺沢文香自身が、アイドルとしてのソロ活動で歌う曲なんです。いわば仕事で歌う曲。(CMと2曲目の違いってこれだと思います。違いを上手く言い表せないので申し訳ないです。)

じゃあ仕事で歌う曲って誰に向けての曲なんでしょう?僕は鷺沢文香が感じているファン、つまりアイドルマスターの世界にいる鷺沢文香のファンにだと思います。

(以下「銀河図書館」歌詞引用)

大きな大きな図書館で、女の子が本を読んでいました

そこはとても静かな場所
だれもいない銀河の果てで

女の子は本を読んでいました

女の子は寂しくなんてありません

本を開けば、そこには沢山の物語がありました

しかし、ある日大きな嵐が来て、
女の子は、知らない星へと落とされてしまったのです

目を覚ますと、そこは四角い空の不気味な街
女の子は、怖くて怖くて仕方ありませんでした

そこへ一人の人がやってきて、本を手渡してこう言いました
「さぁ、君の物語を聞かせて!」

本を読み始めると、たくさんの人がやってきました

わくわく、どきどきしながらみんな物語に夢中でした

「めでたしめでたし」

みんなは笑顔になって、四角い空にも星がきらめきだすのでした

本を渡した誰かが女の子の前にやってきて言いました
「素敵な物語をありがとう。君をずっとずっと、待っていたんだ!」

(引用終わり)

 

ざっくり読むだけでもバケモン。

前半部分は僕が先に語った文香の人生観と合致するんです。エモい。

まあそれは置いといて、大前提として""女の子""は文香でいいと思います。「」の人物は、とりあえず、担当Pということにしましょう。後でふれます。

次に、""たくさんの人""、""みんな""=ファンであると仮定しました。本に書かれている物語は文香自身の物語=アイドルとしての人生で、それに惹かれた人々は間違いなくアイドル鷺沢文香のファンなはず。アイドルとしての自分に対するファンの期待や希望を自覚していなければ出てくることのない詞なんです。そして極め付けは最後です。

(以下「銀河図書館」歌詞引用)

女の子はどうしてか、顔を真っ赤にしながら、笑いました。

(引用終わり)

 

この一節が曲の精巧さを格段に上げていると感じました。何故女の子は顔を真っ赤にしながら笑ったのか。それは文香が朗読パートにおける物語の""女の子""は、自分自身であるということ、銀河図書館は自身を表した曲であることに気付いたから。僕の解釈は、仕事として曲をもらって、歌詞を読み進めたら(あれ?...この曲のテーマってもしかして私自身のこと?...)って気付いたわけです。そんなもん恥ずかしいに決まってますよね。もしかしたら赤面する文香を見て担当P、もしくは作曲家が完成前に最後に付け加えたのかもしれないとか妄想してしまいます。いやまあ作ったのは現実の作曲者なんですけどね。

少し話は逸れますが、僕はアイドル(アイマス)の歌って必ずしも自身を表現する必要はないと思ってます。頑張る人を応援する曲、恋の曲、青春の曲、わけもなく騒げる曲、いろんな曲があります。でも銀河図書館は間違いなく鷺沢文香という人物を表した曲であり、それを歌い手である鷺沢文香自身が気付くんです。これこそが""アイドル鷺沢文香""が存在していることの最大の証明なんだと。本当に嬉しくて、気付いた時に悶絶しました。

 

では何故「アイマス世界のファン」に向けての曲が、現実世界の僕にも刺さるんでしょうか?それは朗読パートの「」の人物は僕であり、文香と出会った幾万のPであると同時にファンの声でもあるからだと考えます。僕(達)が担当Pとして、一人のファンとして思っていたことを文香にそのまま伝えてくれた。こんなに嬉しいことはないです。これらを朗読パートとして楽曲の中に落とし込んだ烏屋さん、やばすぎる。

 

話は変わりますが銀河図書館の作曲者である烏屋茶房さんは文香の担当Pです。ツイッターのプロフでちらっと見ました。そう言った前情報がある中で、この人はどんな曲を作るのだろうと凄く興味がありました。ですが、烏屋さんは文香Pである前に、クリエイターとして、これ以上ない「アイドル鷺沢文香の曲」を作りあげてくださいました。「私と鷺沢文香の曲」にならなかったのが凄い。素敵な曲、本当にありがとうございます。

 

銀河図書館は名曲です。みんな聴いてください。With Love買おう。

 

 

そんでもっていつか、ライブで聴ける日が来るのを待っています。(何年かかるんだろ。。。何年でも待つけど)

※結局僕と担当の話になってるけど、一応根拠になってるゲーム内の台詞とかあるんで気になったら聞いてください。

 

 

総選挙の話②

シンデレラガールズ第7回総選挙の結果が発表されました。文香の順位は・・・

 

 

 

総合5位!属性別3位!

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おめでとう文香!4年かけてまたここまで上がってこれました。新しい曲も歌えるわけで、ワクワクしますね。

いい位置に来れたと思うので、来年に向けて頑張ります!

 

 

 

 

 

 

めっっっっっっちゃくちゃ悔しいんですけど!

Top5に入れたことが嬉しいのは事実だけど、中間から順位落としたの本当悔しい。原因は慢心と茄子さん強かった。属性2位のまま行けると思ってしまった自分がいた。

先に言っとくけど、特定のアイドルに対するヘイトは無いし、結果に対する不満も無いです。なんなら鷹富士茄子さんが上がってきて高垣楓さんを落とせたのは本当嬉しい、ありがとう。(高垣楓のオタクにはごめんなさい嘘つきました、高垣は絶対落とします)

でもそれよりも、追い抜かれた事実が本当に悔しい。票数で見たらCoのTop3ってマジで僅差。マジで。

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「これは僅差じゃないよ。この結果は〜(オタク特有の早口)」って高説を垂れるオタクとは話しません。はやく消えてください。

負けは負けだけど、これは僅差による惜敗。

「僅差やからなんやねん、負けは負けやろ○すぞ」って言われそうな話だけど、僅差なら自分(達?)がいつもとは違う""何か""すれ勝てた可能性が十分にあった。僅差で負けたのほんまに悔しいから来年は絶対Co全部倒したい。北条倒す。

 

でもって、話の〆が俺雑魚〜って話なら去年と同じだけど、悔しさの理由がもう一個あります。

それは第七回の総選挙においては、鷹富士茄子に「応援してくれる人の数=ファンの数」で負けたと思わされたから。票数じゃないんだよ。

中間発表を見て、「茄子さん惜しい位置にいるなー。曲貰ったらどんな歌い方するんだろ?聴いてみたいな」って思った人、多いんじゃないですか?(実際がどうか知りませんので僕の妄想ですが)

これって現状の総選挙のシステムに関係する話でもあるんだけど、誰かの1票を貰うよりも、誰かに自分の担当アイドルのファンになってもらった方が勝ちやすい。昔と今じゃ、票の母数がまるで違うんだから1票の重さが違いすぎる。無課金で500枚集められるんですよ。「とりあえず1票ください!」よりも、「500票ある内の10票を自発的にくれるファンになってください!」って方がトータルで見て強いに決まってる。

担当じゃなくてもいい。きっかけはどんな形でもいい。興味を持って、このアイドルのもっといろんな姿が見たいと応援してくれる人=ファンが多いアイドルが勝つって、個人的に一番綺麗な勝ち方だなって思うんです。今更ですけど。(自分の担当アイドルを他のオタクに褒められたりすんの僕はめちゃくちゃ嬉しいからってのもあります)

今回の安部菜々とか第5回の島村卯月が個人的にはそれに一番近かった気がします。理由はどうあれ。

「いや、総選挙はそんな綺麗事じゃないよ。いろんな条件が重なって〜」って意見のオタク、それは似たようで違う話なので今は黙っててください。

みんなに応援されるアイドル、強いに決まってますよね?そうなるために鷺沢のオタクとして""何か""をしないといけないんだろうけど、真剣に何をどうしていいか分かりません。第3回から鷺沢文香にしか投票してないオタクが他の人を巻き込むことが出来るのかって話。

「俺はこいつにしか入れへんから」って言われたら「せやな。俺もそう」で納得するやつ。あるある。

そもそも担当アイドルの紹介ってのが苦手すぎるし本当にどうしようって感じですが、少しずつ模索していきたいと思いますので、アドバイスとか貰えると嬉しいです。

 

 

でもなんだかんだひとまずは結果を喜びます。4年ぶりですからね。

 

 

総選挙の話①

現在開催中のアイドルマスターシンデレラガールズ第7回総選挙。

数時間前に中間発表がありました。その結果は・・・


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鷺沢文香総合4位!属性別2位!


踏ん張りどころです。文香の総選挙事情は第3回以降、いいところまで行くけど曲貰える位置にあと一歩及ばないってのが続いてます。せっかくアイドルは頑張ってるのに俺は雑魚だなぁと去年ようやく反省しました。遅いですね。

とりあえず個人的に一番好きな鷺沢文香である紙背の想い人の画像を貼っておきます。めっちゃキラキラしてるんですよ。好き。

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なんとなくでも「ほーん」とか思ってくれた方、、、投票してくれると嬉しいです。。。



出来ることなら何回でも総選挙楽曲歌わせてあげたい!お願いします!